第15回 観る肉フェス、開催『ワイルドスピード・スーパーコンボ』

どうも、最近更新頻度落ちまくりの堕落しきった腐れ豚こと、次郎です。

なんでこうなったかというと、ただただ面倒くさいからという救いのないアホウが私。

かといって全く改善の見込みもその気もありません。

 

なので、せめて反省の証として超音波か何かで脳みそぐちゃぐちゃにして、

あの名作『悪魔のしたたり』よろしく脳天にストローぶっ刺し、

ジュルジュルジュルっと皆様に回し飲みしていただきたいと思います。

ちょいと量が少ないかもしれませんが、そこは勘弁してください。

 

まぁそんな感じに頭空っぽになったところで、

ちょうどいい具合の映画のご紹介です。

 

 

 『ワイルドスピードスーパーコンボ

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意識が低すぎて逆に高みへ至ったファストフード店のセットメニューのような副題が光ります。

監督 デヴィッド・リーチ
脚本 クリス・モーガン
出演者 ドウェイン・ジョンソン
ジェイソン・ステイサム
イドリス・エルバ
ヴァネッサ・カービー
ヘレン・ミレン

公開 2019年8月2日
上映時間 135分
製作国 アメリカ合衆国

 

わぁ!夢にまで見た肉フェスだ!

徐々にタガが外れていくことに定評のある『ワイルドスピード』シリーズですが、

今作はまた一歩大きく足を踏み外したな!という感が染み入る大傑作です。

 

ワイスピは一応カーアクションを看板に掲げていますが、

今作はカーアクションはそこそこに、肉汁溢れる野郎どもの拳のぶつけ合いがメイン。

そしてもつれ合う肉たちも特上のA5クラスですからたまりません。

 

お馴染みエンタメ映画界1シビれる男、ドウェイン・ジョンソンと、

1024通りの方法で人間を殺せる男(素手)、ジェイソン・ステイサム

そして戦うセクシーダイナマイトことイドリス・エルバ

こいつぁ観ているだけで3日は食わずに過ごせそうじゃないですか。

 

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・好きなハゲマッチョを選んでね!

 

この3枚の厚切り肉がボカスカドンドン暴れ回り、

敵のアジトを吹っ飛ばして普通は終わるところを、まさかの延長戦。

後はみんなで南の島で腰蓑1つになって、

くんずほぐれつ筋肉大ハッスルですよ!!!!!!

 

うーん、ハイカロリー。

最高のポップコーン映画ですが、

逆にポップコーン食わずにお腹いっぱいになっちゃうという境地に至っています。

 

これだけバカスカやってても、観ていて疲れないのは流石デヴィッド・リーチ監督。

彼は大変優れたアクション映画監督で、よく箸休め的に馬鹿話を挟むんですね。

今回はステイサムロック様中学生並みの口喧嘩が、爆風吹き荒ぶ物語に華を添えます。

 

「俺のちんこのほうがデカい」

「いや、俺の方がでかい」

「いや、絶対デカい、触ってみろ」

「やだ、お前が触れ」

「いや、お前が先に触れ」

「お前が」「お前が」「お前が」「お前が」

「いい加減にしなさーい!!!」

 

と、イチャつきあう2人の間にイドリス・エルバがドギャーンと割り込んできて、

バトルが始まるというのが今作の大体の流れなんですね。

 

しかも、イドリスとステイサムが実は昔はお友達だったというからさぁ大変。

その上、イドリスが「仲間になれよぅ」などと言いますから、

これもうただの痴話喧嘩じゃねぇーか!と、気付いた時にはもう遅い。

既にめくるめくハゲマッチョの三角関係の虜になっているはずですよ。

 

まぁそんなこんなですよ。

野郎どものスーパーアクションラブコメディ。

実は映画界を席巻しつつあるこのジャンルに新たな名作が加わった瞬間です。

空っぽ脳みそにビールと肉詰め込んで行く、

野郎同士のデートにピッタリの映画と言えるでしょう。

 

今すぐ親友や親兄弟、近所のおっさんなどと連れだって、

くっせぇくっせぇ汗まみれで劇場へGO!です。

 

大変オススメな映画ですが、知らないおっさんと行くのはお勧めしません。

それじゃ、この辺で失礼します。