第11回 世界の終わりに"俺"を貫け!『エスケープ・フロム・LA』

どうも、ジロウです。

最近世間じゃセンキョセンキョとうるさいですねぇ。

一体何のこっちゃと調べてみると、どうやら選挙の時期だそうです。

 

世情に疎いので何の選挙だか知りませんが、

立候補者の面構えを観た印象だと、町内会のどぶ攫い係か何かでしょう。

全く朝から晩までピーチクパーチクとはた迷惑な連中です。

 

どうせどぶ攫ったって古いヘドロから新しいヘドロに入れ替わるだけですから、

てんで興味が湧きません。

 

それでも一応投票に行くのは、私が反骨ポンコツラーメン野郎だからです。

主流派以外のところに入れておかないと気持ちがクサクサするんですよ。

しかしどうもネット世間じゃ、私のような輩には風当たりが強い印象ですね。

 

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第10回 おっさんが築くコンクリート製暴力神話『鉄男2』

どうも、次郎です。

 

皆さんは好き嫌いってありますか?

アレルギーとか関係なく、どうしてもこれだけは受け付けない食べ物。

誰しも一つはあるかと思います。

 

私はかなりハッキリしている方でして、紫蘇と大葉とパクチーが駄目です。

 

香りの強い、酸っぱい系のハーブとでも良いましょうか、

これらが一欠片でも入っていると、ゲハァッ!ですね。

 

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エスニック料理なんかで良くパクチーが使われていますが、

凄く美味しい、ご馳走なんだろうなと思いつつ、どうしても食えないんですよね。 

 

これはあらゆる趣味嗜好にも言えまして、

映画でいうと塚本晋也監督が私にとってのパクチーなんですよ。

ほんと、どれも凄く良い作品だってのは分かるんですけどね。 

 

しかしながら、「好き嫌いをすると大きくなれない」とは良く聞いた話。

私、未だ6割ぐらいしか大人ではない出来損ないなので、

成長・巨大化には殊更関心があります。

 

ここはいっちょ苦手を克服してでっかくなってやろうじゃねぇの。

そういう野心を胸に映画のご紹介です。

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第9回 ケーキの角に頭ぶつけておっちね!!!!!

どうも、ジロオです。

この前、渋谷を半ギレで歩いていたら前から全ギレの連中がやって来ましてね、

そんな無関係な人に逆ギレみたいなことされると自分の怒りもすっぽ抜けです。

ひょえええと思って道を開けました。

 

後から聞いた話では、

どうやらあれが最近世間を騒がすヴィーガンって方々のデモだったようですね。

 

彼らは色々な理由があって、肉を食うのをやめよー!

っていうポリシーを主張されてる集団です。

その活動の甲斐あって、ネット上ではもうすっかり『殴っても大丈夫な奴』として親しまれていますね、ほんとどうかと思いますが。

 

私としてはまぁ彼らの主張も分からなくはないかなーって気持ちです。

というのも食べ物って、結構気色悪いと思うんですよ。

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第8回 俺が生まれた慶雲元年 空には忍者が飛んでいた

どうも、ジロオです。

子供の頃は良く見たけど、最近は見ないものってありますよね。

私の場合、公園の遊具なんかが思い浮かびます。

特にあの丸いグルグル回るジャングルジムみたいな奴。

あれが一番遊んだし、思い出深いですねぇ。

 

 

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現在では危険だとして撤去されたり、画像のように固定されたりしているようです

というのも、私にはあれにまつわる思い出が一つありまして。

子供の時分、あれの達人で広橋くんという奴がいたんですよ。

グルグル回るあれの天辺からピョンと飛び降りて、キレイに着地しやがるんです。

 

もうあれは広橋くんの独壇場。

私含めて周りの全員『あれを回す係』になってしまいましたが、楽しかったなぁ。

皆で彼を忍者だナンジャと持て囃したものです。

 

最後のジャンプがこのパフォーマンスのハイライトではあるんですが、

私は回転するあれに飛びついて登り始めるところが好きでした。

 

小柄だった広橋くんが、あれに飛びつく瞬間、身体がふわっと持ち上がるんです。

その時の彼の「うおおお速い!」っていう叫びがツボでしてねぇ、

毎日一回は見てたんですが、毎回笑い転げてました。

 

しかしながら少年期の思い出というのは、美しくも儚いものです。

我々は成長期を迎え、どんどんデカくなり力強くなっていきました。

そして、我々が回すあれの回転速度もどんどん殺人的に加速していったのです。

 

広橋くんが横薙ぎにかっ飛んでいく最後の姿は、今でも目に焼き付いています。

忍者と呼ばれたアイツらしい最後だったと思いますよ。

 

それ以降の思い出に彼の顔はありません。

あれ以外に取り柄の無い奴だったから印象が薄く、記憶の中に埋もれてしまったのか。

もしかしたらどっかにぶっ飛んで行って、帰って来てないのかもしれませんね。

そこが忍者の里かなんかで、元気に飛び跳ねてると良いなって思います。

 

あれはそう、まだ慶雲の頃。

 

もう随分昔の話です。

あの日あの時、忍者は空を飛んでいました。

 

そんなノスタルジーに浸りつつ、映画のご紹介です。

 

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第7回 キングギドラも同窓会来るってよ!『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』

どうも、次郎です。

なにはさておき、ゴジラですよ。

日本が世界に誇る大スター・ゴジラのハリウッド進出第3作目でございます。

愛国者の一人として、これは観らねばなりますまい。

仕事上がりのド深夜でしたが、一応公開初日に行ってまいりました。

 

私はずっと「ゴジラスターウォーズの公開日は国民の祝日にするべきだ」と、

口を酸っぱくして言ってるんですが、未だに叶う気配はありませんね。

お陰で次の日寝不足でフラフラ、仕事も手につかず上司の眉間の皺は深まるばかりです。 

 

自民党は一体何をしているんでしょうか?

ゴジラが再び東京に上陸する日を願いつつ、映画のご紹介です。

 

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第6回 この地獄があればこそ咲け ムカデ人間の夢

どうも次朗です。

皆さんは子供の頃の夢って覚えてますか?

 

夢。

学校に通い始めたころから、周囲の大人に夢を見ろ見ろ言われて、

適当にでっち上げてた、あの将来の夢って奴です。

 

私はあれが本当に苦手でして、生涯で一度も掲げたことがないんですよ。

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第5回 『レプリカズ』"キアヌいじめ"シリーズ最新作!

どうも、ジロウです。

物事には何でも相応しい時期、旬というものがありますよね。

5月の旬の物と言えばそう、いじめですね。

 

4月に始まった新生活。

新しい人間関係の中で段々序列というものが感じられてきたことでしょう。

 

先輩からの『こいつ使えねー』という目線が刺さる新社会人。

同級生からの『こいつはトロくてキモい馬鹿だな』という扱いを感じる学生さん。

 

日を増すごとに剣呑になっていく雰囲気に戦々恐々としているられっ子、

今か今かとウキウキしているめっ子、毎日楽しくお過ごしのことだろうと思います。

 

そんな旬の時期に相応しい最新映画がやってまいりました。

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